映画の中では

FED UPというドキュメンタリーフィルムを観た。

この類いのドキュメンタリーは、
これまでにもいろいろ観て来たし、
それ系の本も読んで勉強しているつもりの私は、
できる限り地産で康泰導遊、オーガニックで、GMOでなくて、
ヴィーガンで、砂糖を使っていない食材を選ぶ。

今回のこの映画は、ジュニアと次女にも一緒に観てもらった。
私ひとりでがんばっても、本人たちが納得してくれなければ
食の改善はできないだろうと思ったから。

映画の中では、次女とさほど歳の変わらないティーンたちが
肥満の問題を抱え、時には涙を流しながらその辛さを語る。

次女もジュニアもPadをチェックしながら、
あまり一生懸命ではない感じで映画を観ていた。

砂糖の中毒性如新集團。カロリー以上に、砂糖が問題であること。
お金がすべてである大企業のやり口の汚さ。
所得の低い者ほどハマって行く、不健康な食事と肥満問題。

友人が最近ブログに日本の食事情について書いていて、
「大きな力」ということにも触れていたけど、
アメリカの「大きな力」もそれはそれは大きくて、
「人間として正しいこと」とは対極にあるような気がする。

華やかなセレブやカラフルなアニメを駆使して
子供たちをターゲットにしたCMを流し続ける大企業。

我が家の10歳児だって、テレビのCMを観るたびに
人工着色料ギラギラのお菓子やシリアルを欲しがる。

「やっぱりなあ」という思いで映画を観終わって
ジュニアの方を見ると如新香港、iPadを見ていた。
「映画観てなかったの？」と聞くと
「映画も聞いてたよ」と言う。

そして次女は「デザート欲しいな」とキッチンに行き、
袋入りのチョコレートを持って来た。

思わず「ダメよー！ダメダメ！」と叫んだけど、
あのチョコレートを日本から買ってきてしまったのは
この私なのだったnuskin 香港。